進化した縮毛矯正(追い求めた矯正ストレート)

 

こんばんは~朝比です。

久しぶりに、記事を書きます。

お店をオープン以来、ナチュラルだけど綺麗な

矯正ストレートを理想に情報収集し

試行錯誤繰り返してきましたが

これが最強なんじゃないかな

っていうものにたどり着きました。

もちろん、時代と共に新しいものが

でてくることもあるし

今、良いと思っているものも、当然ブラッシュアップ

していかなければ意味がありません。

大きく分けると矯正ストレートには

2種類あります。

アルカリ矯正と酸性矯正です。

アルカリは昔からあるスタンダードな矯正で

世のほとんどはアルカリ矯正です。

ここ最近出てきてるのが酸性矯正です。

それぞれに一長一短ありますが

そもそも、アルカリ性と酸性の薬剤では

髪の内部で働きかける場所に違いがあります。

通常はアルカリ性の薬剤が働くべき

髪の内部のタンパク質である

オルトコルテクスという部分ですが

ダメージ毛では流出し髪の内部に

ほとんど存在しなくなります。

残るのは酸性薬剤に反応する

硬い結晶状のパラコルテクス。

酸性薬剤のほうが最後まで残った

たんぱく質であるパラコルテクスに有効です。

つまり働きかける場所のたんぱく質が

無ければ矯正ストレートはかかりません。

傷みのある髪は内部のたんぱく質が

流出して、しかもダメージにも

ばらつきがあります。

じゃ酸性薬剤でいけばいいじゃないか?

と思いますが・・・酸性薬剤は

髪に残留してのちのちの

ダメージにつながる可能性があります。

ダメージ毛は難しいがほとんどの髪に有効で

のちのちのダメージが少ないアルカリ性か?

深く浸透し深部のパラコルテクスまでいけるし

ダメージ毛にも有効だが

後のダメージにつながるかもしれない

酸性か?

髪を見極めて使い分けるのが正解!

だがしかし、

現実はダメージ部分と健康部分が

混在してるのがほとんど。

両方の特性を持たした薬剤が理想的。

そこで今、取り組んでるのが

PH移行還元

酸性で始まりアルカリ性で終わる!

酸の浸透力を利用しつつ

途中で残留ダメージの少ないアルカリに移行する。

PH移行とはそういうこと。

これでオルトコルテクスとパラコルテクス

両方に反応できるし、酸性の残留もしない。

ダブルでストレートに機能する。

そしてアイロン時にも機能するものがあるので

トリプルで機能します。

酸性矯正

アルカリ矯正

PH移行矯正

この3つを使いわけ、よりよい結果が

だせるようになってきました。

小難しいことを書いてしまいましたが

美容師らしいこともたまには発信しておかないとね(笑)

    さぬき市志度

     ランプヘア

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     ーおわりー